【取材日記】そこは、カメラの聖地。カメラ女子を魅了する新スポット「新宿 北村写真機店」がオープン

いまは「映え」という言葉が世代を超えて使われるなど、写真撮影は一部の人の特別な趣味ではなく、ほとんどの人にとって日常的に行われるものになっています。
そんな写真を撮る楽しさと奥深さをスタイリッシュな空間で追求できるのが、2020年7月にオープンした「新宿 北村写真機店」。オープン前日となる7月2日にプレス向けのオンラインプレゼンテーションがあり、編集部員Hが参加しました。

Photo by Satoshi Asakawa

全国に約696店舗を展開する「カメラのキタムラ」が新宿に新しくオープンした「新宿 北村写真機店」は、スマホで手軽に撮影を楽しむ人からプロのカメラマンまで、あらゆる人が新しい写真の楽しみ方に出会えるカメラ・写真の専門店。
地下1階から地上6階までの全7フロアに写真を楽しむためのグッズとサービスが揃っています。
オンラインプレゼンテーションで一足早く体感することができた「新宿 北村写真機店」。盛りだくさんの魅力のなかで、編集部員Hがカメラ女子の皆さんに特におすすめしたいと感じたポイント、ベスト3をご紹介します。

まず第3位は、1階フロアにある、新宿区を約1/1000にしたジオラマ「新宿写真」です。
自分が立っている場所を上から見下ろす不思議な感覚。角度やレンズを変えて撮影したら楽しそう!

第2位は、居心地のいいカフェのような3階のブックラウンジです。席に設置された機械で写真プリントのオーダーができます。また、写真に関する本も自由に手にとって閲覧OK。スターバックスも入っているのでコーヒー片手に写真集などを見つつ、自分が撮影した写真のアップを待つことができます。SNSで思わずつぶやきたくなっちゃう、文系女子のイケてる休日になりそう!

そして第1位は、ビンテージカメラから最新のものまで約6000点が揃う4階の中古カメラの販売フロア。
ここはまるで博物館のような雰囲気で、美しいフォルムのビンテージカメラをリアルに見ることができるので、カメラマニアならずとも心躍る時間になりそうです。
ほかにも、地下1階はトイカメラやオリジナル雑貨などが購入でき、5階では証明写真の撮影もできます。メイクルームも完備されており、その日のうちにレタッチなども可能。マイナンバーカードやパスポートの写真に妥協したくないと思っている人は、ぜひ一度足を運んでいただきたいです。

また、6階のイベントスペースでは、オープン記念写真展として蜷川実花さんの写真展を8月2日まで開催しました。シンプルな空間に浮かび上がる色鮮やかな蜷川さんの写真は、めまぐるしく変わる世の中でも変わることなく力強い美しさを感じさせてくれます。
ちなみに、イベントが開催されていないときは撮影スタジオとしても使用されるとのこと。写真で彩られた階段スペースは、映えスポットとしても人気が出そうです。

今回オンラインプレゼンテーションでお話されていて、特に印象に残ったこと。
写真撮影は世界共通の趣味でありながら、「カメラの聖地」というべき場所は、世界のどこにもなかったのだそう。そして、世界のデジタルカメラ市場で大きなシェアを占めているのが、じつは日本です。
2020年を予想外の状況に変えたコロナ禍も、いつかは収束して、また海外からの観光客が日本を訪れるようになるはず。「新宿 北村写真機店」は、そのときにカメラの聖地、東京観光の新たな注目スポットとして、世界中に知られていくことになるのかもしれません。
カメラを通してしか見えない景色、写真を通してだからこそわかる世界の美しさを「新宿 北村写真機店」で体感してみませんか。

新宿 北村写真機店
https://www.kitamuracamera.jp/ja